8.2.6リリースノート
機能向上と機能変更
- Novation Impulseコントローラに対応しました。
バグフィックス
- Live 8.2.5でAmpまたはMax for Liveを試用することができなかった不具合を修正しました。
8.2.5リリースノート
Live 8.2.5では、Mac OS X 10.7 Lionに対応しています。
Max for Liveユーザ向け注: Max for LiveをOS X 10.7 Lionに互換させるには、 Max 5.1.9 へアップデートする必要があります。
機能向上と機能変更
- LiveがMIDIクロックスレーブの場合のMIDI同期が向上しました。
- (Liveブラウザから)インポートしたトラックは、トラックの元の出力ルーティングを変更できない場合は[Sends Only]ではなく[Master]にルーティングするようになりました。
- [MIDI]環境設定の[テイクオーバーモード]のデフォルトは[ピックアップ]から[バリュースケーリング]に変更されました。
- サードパーティプラグインのロケーションに、システムハードドライブのルート(WindowsマシンではWindowsシステムフォルダ)を選択できないようになりました。 選択すると、これらのフォルダにはサードパーティプラグインとして解釈されるファイルが含まれているため、Liveが起動時にクラッシュする原因となります。
バグフィックス
- OS X Lionで、MIDIデータを任意のMIDIポートに送信するとLiveがフリーズする不具合を修正しました。
- ある一定の条件下で、トランジェントマーカーをクオンタイズするとワープマーカーが重複し、ワープマーカーまたはそのBPM値の編集時にさまざまな問題を生じていた不具合を修正しました。
- ある一定の条件下で、「トランジェント」ベースの[Beats]ワープモードでダブルアタックが再生されていた不具合を修正しました。 このバグフィックスにより、クリップによっては聞こえ方がこれまでと異なる場合があります。
- Live環境設定でVSTプラグインソースをオンにした後、1番目にスキャンされたプラグインが原因でLiveがクラッシュした場合、スキャン処理からプラグインを除外できない不具合を修正しました(Macのみ)。
- サンプルレートが44.1KHz未満のEQ3を含むLiveセットをレンダリングすると完全に無音のオーディオファイルが生成される不具合を修正しました。
- Live 8にないクリップカラー情報を持つLive 7セットを読み込むとクラッシュしていた不具合を修正しました。
- 展開されているラックをホットスワップすると、デバイスがビュー外へスクロールするため詳細ビューの表示が空になっていた不具合を修正しました。
- 新規録音中にグローバルトランスポートを巻き戻すと無限の長さのクリップが作成されていた不具合を修正しました。
- Liveブラウザ内でLiveセットを展開するとトラック名が間違って表示されていた不具合を修正しました。 この不具合は、トラック内に含まれるインストゥルメントからトラック名が自動作成されている場合にのみ生じていました。 古いバージョンで保存されているLiveセットでは、ラック、Max for Liveデバイス、サードパーティプラグインを含むトラックのトラック名が正しく表示されないことがあります。 その場合、セットを保存し直すと問題を解消することができます。
- Operatorプリセットの一部に、プリセットをロードしてからトラックを作成または移動すると聞こえ方に差が出ていた不具合を修正しました。
- トラックを切り替える際にFrontier Design Tranzportが更新されなかった不具合を修正しました。
- Mac OS XでLiveを使用する際に緑色のズームボタンが無効になることがあった不具合を修正しました。
- トラックが録音待機状態でOVRがオフの場合、セッションビューでクリップを再開するとクリップがそのノートを再生しない場合があった不具合を修正しました。
- OVRのオンとオフの切り替えが取り消し操作として記録される不具合を修正しました。
- バージョン8.2より一部のライブラリコンテンツをLive Introユーザが使用できなくなっていた不具合を修正しました。
- ループスイッチまたは[ループ長を設定]ボタンでクリップのループを有効にするとクリップが停止する場合があった不具合を修正しました。
- 特定のドラムラックパッドをホットスワップするとクラッシュする場合があった不具合を修正しました。
- その他11のクラッシュの不具合を修正しました。
8.2.2リリースノート
機能向上と機能変更
- Ampインスタントマッピングのバンク名を追加しました。Axiom DirectLinkコントロールサーフェスの問題を解消しました。
- 整数でないサンプルレートに関連するMbox2の問題を解消しました。
- Akai Professional LPD8コントロールサーフェス対応を追加しました。
- 今後、ベータは初回起動後、毎週アップデートを確認するようになります。
- Axiom Proの[Peek]ボタンはモメンタリのコントロールとして機能するようになりました。
Max for Liveの機能向上と機能変更
(注:変更のほとんどは最新バージョンのMaxへのアップデートが必要です。アップデートは http://cycling74.com/downloads/ からダウンロードできます)
- ラック内のデバイスにMax for Live APIからアクセスできるようになりました。
- リターントラックをMax for Live APIから確認できるようになりました。
Liveデバイスとパラメータは、これまで以上に簡単にMaxデバイスのコントロールにマッピングできるようになりました。 デバイスは、既存のマッピングを解除することなくLiveセット内を安全に移動させることができます。 また、既存のマッピングを解除することなくデバイスとセットを保存しロードできます。 これらは以下の変更により可能となりました。
- [live.path live_set view selected_parameter]を使用して、選択されているパラメータをMax for Live APIから簡単に確認することができるようになりました。 たとえば、カスタムの「マップモード」を構築してLiveセットのパラメータをMaxデバイスのコントロールにすばやくマップするのに使用できます。
- トラック、クリップ、パラメータなどのLiveオブジェクトは、移動、保存/復元、カット/ペースト、削除/取り消しなどの操作中にもそれぞれの識別値(id nn)を保持します。識別値はグローバルで、MaxのSendとReceiveオブジェクト経由で通信できます。
- [live.object][live.observer][live.remote~]は、Liveセットまたはプリセットが保存および復元される際、またはオブジェクトをLiveセット内で移動した際に、対象オブジェクトを記憶できるようになりました。
- Abletonにより保護されているサンプルを[Live.drop]オブジェクト経由でMax for Liveデバイスで使用できるようになりました。
- クリップ移動時にクリップスロットがidを消失する問題を解消しました。
- LiveAPIを介したコントロールサーフェスの操作と確認に関する問題を解消しました。
- [live.path]オブジェクトで[goto control_surfaces]を繰り返し呼び出すとそのたびごとに異なるidが生成されていた問題を解消しました。
- [Remote~]がいずれかのMacroノブをコントロールしているMax for Liveデバイスが含まれるラックを削除してから削除操作を取り消すとクラッシュする不具合を解消しました。
- Live Object Modelの操作が約2倍高速化しました。
- オートメーションされたMax for Liveデバイスを含むトラックを移動するとクラッシュする不具合を解消しました。
- 特定のモジュレーションが存在する場合に1つのMax for Liveデバイスを別のデバイスを取り替えるとクラッシュする不具合を解消しました。
- Max for LiveデバイスにマップされているネイティブのAbletonデバイスにパラメータがある場合、Abletonデバイスのホットスワップ後にマッピングが保存されます。
- [Track/Chain Activator]と[Song Tempo]は[selected_parameter]プロパティ経由で操作可能になり、それぞれのパスは問い合わせ可能になりました。
- [live_app]と[live_app view]をMax for Live API内で持続させることが可能になりました。
- APC40(一例)のミキサーコンポーネントの一部のMax for Live APIを経由したマッピングは、APC40の[Pan]または[Send]を押してからではないと機能しませんでした(押すとコンポーネントがリセットされます)。 この不具合を修正しました。
- トラックが1つあるセット内の[goto live_set tracks 2 devices]はid -1を生成していましたが、これは誤りです。 id 0が生成されるよう修正しました。
- オブサーバのLOM idが持続している場合、LOMオブジェクトのプロパティは、たとえメッセージを使用してダイナミックに変更されても持続されます。
- [Application]オブジェクト([live_app (live_app view)]など)またはLiveバージョンとドキュメント名に関する情報([get_major_version (focus_view)]など)をコントロールするMax for Liveデバイスはセットをロードすると動作し、ユーザ操作は必要ありません。
バグフィックス
- マップオン/オフスイッチまたはセレクタスイッチの範囲がデフォルト値でない場合に生じる入れ子のマクロマッピングの問題を解消しました。 このような場合、正しい値が表示されますが、誤った値が内部では使用されていました。
注: この修正により表示どおりに聞こえるようになりますが、以前に保存されたバグを含むセットでは聞こえ方が異なる場合があります。
- アレンジメントビューでタイムを削除すると場合によってはクロスフェードが削除されることがありました。
- APC40とScratch Liveを使用するとScratch LiveがAPCに同期しますが内部ではリターントラックが表示されていました。
- VSTプラグインフォルダにディスク上の別ロケーションのファイルへのショートカット/エイリアスが含まれる場合、Live起動時に毎回フォルダの再スキャンが行われていました。 この不具合を修正しました。
- [再生開始時に選択]がオンの場合にキー/MIDIマッピングまたはAPC40などのコントロールサーフェスを介してシーンをラウンチするとマスタートラックが選択されていました。 これにより、選択されているデバイスがマスタートラックのデバイスに切り替わっていました。 リモートコントロールを介してシーンをラウンチする場合もマウスでラウンチする場合と同じ動作になりました。デバイス選択は変更されません。
- [メディアファイルが不明です]が表示中にステータスバーをクリックするとき、およびマクロノブの調整直後にクラッシュする不具合を修正しました。
- オーディオクリップの追加、クリップビューでのスクラブ、スクラブのためマウスボタンが押されている際の取り消しでクラッシュする不具合を修正しました。
- Macで、特定のオーディオインターフェースを切り替えるとクラッシュする不具合を修正しました。
- クラッシュを防ぐよう[Complex Pro]ライブラリが更新されました。
- Akai MPK61と88のTransportボタンの動作が修正されました。
- 非常に大型のLiveセットを開くとクラッシュする不具合を修正しました。
- サンプルを参照しているクリップがクリップボードにあり、(ファイルマネージャまたはクリップビューの)編集ボタンを押してサンプルをオフラインに設定してからオンラインに戻すとクラッシュする不具合を修正しました。
- MIDIクリップの録音中にノートを押したままにし、ノートを押したままの状態でトランスポートを停止すると再生中に無音のノートが作成される不具合を修正しました。
- クリップがゲートモードの場合、ラウンチクオンタイゼーション時間内にトリガーキーをリリースするとクリップがラウンチされてしまう不具合を修正しました。
- ゲートラウンチモードのクリップが別のクリップをクリックした後にも再生を継続する不具合を修正しました。
- MIDIエフェクトラックのレーテンシーの扱いに関する不具合を修正しました。 チェーンが互いに正しく補正するようになりました。
8.2.1リリースノート
機能向上と機能変更
- Ampプリセットが向上しました。フォルダ構成、ギターおよびベースアンププリセットの追加、その他の変更が含まれます。
- Drum Machinesのサウンドクオリティが向上しました。
- 多数のラックプリセットでパフォーマンスが最適化されました。
- 多数のディレイデバイスでディレイトランジションモードに[Fade]を使用できるようになりました。クリックノイズを防ぎます。
- Latin PercussionのサウンドすべてがクロマチックチューニングのSimplerプリセットとしても使用可能となりました。
バグフィックス
- AmpがAbleton Suiteのトライアルバージョンでも使用可能になりました。
- 重複するAmpプリセットを取り除きました。
- Session DrumsとDrum Machinesプリセットのホットスワップ動作を修正しました。
- OS Xで、1入力だけのサウンドカードが使用できないバグを修正しました。
- ReasonなどのReWireスレーブを使用中にLiveのクリップで参照されているスレーブデバイスを操作するとクラッシュする不具合を修正しました。
8.2リリースノート
機能向上と機能変更
- Seratoとの共同プロジェクト The Bridge に対応。 The BridgeはLive/Suite 8ユーザ様に無償でご提供させていただきます。 The Bridgeについて、詳しくはこちらをご覧ください。
- ギターアンプとキャビネットのモデリングエフェクト Amp 。 AmpはSuiteユーザ様に無償でご提供させていただきます。 Ampについて、詳しくはこちらをご覧ください。
- [ヘルプ]ページを一部変更。クラッシュのレポート方法とサポートへの連絡方法に関する変更です。 クラッシュ後にLiveを再起動すると[Ableton Crash Report... .alp]という名前のファイルが、Liveの[ヘルプ]メニューで[サポート...]を選択すると[Ableton Status Report... .alp]という名前のファイルが作成されます。
バグフィックス
- Antares Harmony VSTへの互換性の向上。 トラックにインサートする際、これまでは5チャンネルがアクティブになっていましたが、[Stereo]モードでも動作するようになりました。
- Liveが一時プロジェクトを削除できないバグを修正しました。
- [環境設定]で選択されているコントロールサーフェスにより、Abletonデバイスをトラックからトラックへと移動した後トラックを別の位置へと移動させるとクラッシュする不具合を修正しました。
- グループトラックのクリップを含むトラックの移動を取り消した後(特定のLiveセットの状態の場合のみ)にクラッシュする不具合を修正しました。
- Max for Liveデバイスがクリップボードにあるときにマッピングモードをオンにするとクラッシュする不具合を修正しました。
- 「停止スロット」をトリガーした後パンチリージョンの外を録音するとクラッシュする不具合を修正しました。
- Del(デフォルトに戻る)を押した後、少なくとも2つのラックチェーンのボリュームを1度に編集するとクラッシュする不具合を修正しました。
- Liveがスレーブの場合、オーバーダブ可能なMIDIクリップを含むLiveセットを開くと、セットの読み込み中に取り消し履歴が準備できてないうちにトリガーされてクラッシュする不具合を修正しました。
- ユーザが[コピーを保存]を使って上書きしたLiveセットをクラッシュ後に復元すると破損したドキュメントが作成されるバグを修正しました。 [コピーを保存]を使って現在のセットを上書きすると、[保存]と同じ動作をするようになりました。
- クリップのプロパティの編集中にシーンをリモートで変更する際にクラッシュする不具合を修正しました。
- Macで、CoreAudioドライバが外部サンプルレートの変更に反応するようになりました。
- 空のMIDIトラックへのインストゥルメントのペーストを取り消すとクラッシュする不具合を修正しました。 他のケースでもクラッシュが生じていた可能性がありますが、ここでは代表的なケースだけを挙げています。
- 制限外のドキュメントを読み込む(Operatorを含むLiveセットをOperatorがアンロックされていないコンピュータで開くなど)とクラッシュする不具合を修正しました。
- メモリ破損の原因となる、丸め誤差が原因でクラッシュする不具合を修正しました。
- グループトラックが展開されていない状態でのトラックグループスロットのマッピングはできませんでした。 マップモードをオンにすると選択範囲が変化し、スロットをマッピングすることができ、正しい選択を復元できるようになりました。
- 別のトラックへの「getpath」オブジェクトを含むMax for Liveデバイスを移動させるとクラッシュする不具合を修正しました。
- 録音中にソング内をジャンプするとクリップパラメータの変更がハングする不具合を修正しました。
- 一部のシステムでは、2 GBを越えるLiveパックを作成することができても読み込むことができませんでした。 ライブラリのパッキングを更新し、この不具合を修正しました。
- 1つ目のワープマーカーをオーディオ録音に挿入しようとするとまれに(The Bridgeを使用すると生じますがThe Bridgeに直接関係はありません)クラッシュする不具合を修正しました。
- すでに存在しないMIDIが呼び出されるとクラッシュする不具合を修正しました。 たとえば、セッションビューで2つのMIDIクリップが選択されており、1つのトラックに少なくとも1つのデバイスが含まれている場合にトラックをフラット化すると生じます。
- 取り消し履歴からセットを再構築するとクラッシュする不具合を修正しました。
- 特定の種類の破損したドキュメントを開こうとするとクラッシュする不具合を修正しました。
- コンピュータのキーボードを使ってのVSTプラグインの値編集(プラグインのAbletonビューのみ、プラグイン独自のインターフェースではない)ができない問題。 VSTの仕様のため、Liveは値を正確に設定できません。
- Macで、開いているオーディオインターフェースのチャンネル数を変更するとクラッシュする不具合を修正しました。 たとえば、一部のデバイスのサンプルレートを変更すると、入力および/または出力の数が変更されてしまっていました。
- アレンジメントビューでのMIDIクリップ録音中のノート描画の不具合を修正しました。
- [Complex Pro]使用時のメモリ破損の原因となる多数の不具合を修正しました。 [Complex Pro]でストレッチすると192 kHzファイルに歪みが生じるバグも修正しました。
- アレンジメントでのループするMIDIクリップ表示の不具合を修正しました。これは、録音中にMIDIノートが正しく描画されない不具合の修正( viewtopic.php?f=25&t=149012 )により生じたものでした。
- 外付けドライブを取り外した場合など、Liveパックをアンインストールしライブラリを使用不可能にするとクラッシュする不具合を修正しました。
- メッセージボックスに「デッドキー」を使用する([このLiveセットを保存しますか?]ダイアログボックスが表示された際に「z」を押すなど)とクラッシュする不具合を修正しました。
- MIDI学習モードでMIDIコントローラのフェーダまたはノブを動かし、同時にLiveを終了するとクラッシュする不具合を修正しました。
- ドキュメントの読み込み中にMIDIメッセージがLiveに届くとクラッシュする不具合を修正しました。 この問題は、取り消し履歴が作成されていないのに受信メッセージが取り消し履歴にアクセスする必要があったため生じていました。
- 日本語入力の不具合を修正しました。 トラック名などを日本語に変更できなかった不具合を修正しました。