今回のTime & Timbreアップデートには、ユニークなグルーヴ機能を音楽制作プロセスに統合するデバイスが満載です。新Pushにも対応し、どのように使用しても豊富なリズム・アイデアを提供してくれます。
Max for Live
TIME & TIMBRE by Skinnerbox ― Liveのための無限大のビートとグルーヴ。さらに詳しく
制作: Skinnerbox
USD 69
新Push用にTime and Timbreをアップデートするプロセスにおいて、Skinnerboxはツールキットのクリエイティブ機能も強化させています。Timeを使用して複雑なポリリズムや繊細なバリエーション、ユニークなスイングを作成し、そのグルーヴを作品に適用することができます。
ここでは、Time and Timbreの機能について説明します。
Timeは、複雑なポリリズム、繊細なリズム・バリエーション、ユニークなスイングをドラムに追加するのに最適です。6チャンネルそれぞれに対して、個別にシーケンス長やビート分割を自由に指定できます。スイングをパターン内の任意のノート(4分音符だけでなく、8分音符や16分音符も)に適用したり、個々のステップにアクセントやロールを追加したりできます。
Timbreは、5つのドラムシンセ・モジュールから構成されています。パンチのあるクリスプなドラムのシンセサイズに最適で、また全く一般的でないサウンドの作成にも便利です。パターンに繊細なバリエーションやカオスをあらゆる度合いで追加したり、Timeの内部LFOや外部TimeLFOデバイスを使用してパラメーターを変更したりできます。
Time Stingはシーケンスジェネレーターで、ソフトシンセや外部シンセを使用したリードやベースライン用のアイデアの作成に最適です。シーケンスをランダム化したり、パラメーターを詳細にコントロールしたり、シーケンサーからMIDIクリップへとエクスポートしたりできます。また、スマイリーが表すように、アシッドスタイルのラインの作成に最適です。
Time DelayはTimeのグルーヴエンジンを使用してスイングするグルーヴに完全にフィットするリズミカルなディレイを作成します。グリッドに乗ったエコーの代わりにこのエフェクトをTimeに同期させて複雑なリズム効果を得ることができます。
Time LFOでは任意のMIDIパラメーターをポリリズムでグルーヴ起因のモジュレーションによりコントロールできます。またはTimeシーケンサーにスレーブさせて完全一致のスイング特性でパラメーターをモジュレートすることもできます。
Time LFO.CVはオーディオ・インターフェースを通じて制御電圧を出力し、外部アナログ・ハードウェアをコントロールできます。このデバイスはクロック信号を送信するので、クロック入力のあるシーケンサ―をご使用の場合、TimeLFO.CVでシーケンサーにグルーヴィーな信号を送信できます(正常な動作にはDC結合インターフェースが必要です)。
Pushとの統合
Time and Timbreは、完全カスタマイズされたレイアウトでPushのシーケンサーに取って代わることができます。このセットアップは、ユニットを使用してビートを構築しパターンをトリガーする方法を再考します。
モジュラー・セットアップ用の無償デバイス
Skinnerboxウェブサイトでは、クリエイティブなCVデバイスを無償で入手できます。CV4Liveでは入力オーディオ信号をコントロール情報に翻訳して任意のLiveパラメーターをコントロールでき、Clock4Liveではアナログ・クロックとトリガーをLiveで使用できるようになります。また、Liveをモ
ジュラー・シンセのエクステンションとして使用し、Liveテンポをコントロールしたり、ハードウェアのLFOでサンプルをモジュレートしたり、ユーロラック・シーケンサーを使用してワンショットを使用したりと、さまざまに活用できます。
MaxforLive.comウェブサイトから無償でデバイスをダウンロード