Sounds

Singularities

制作: Ableton

Live 10のユーザーは無料で使用可能! ファインチューニング可能なパラメータで、ひとつのサンプルから多彩な変化を実現。往年のシンセやサンプラーに特有のサウンドを表現します。 40種類のインストゥルメント・ラックのほか、MIDIクリップやドラムキットも複数付属。Singularitiesだけで1曲全体を構想できる充実の収録内容。

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Singularitiesを手掛けたのは、AbletonのHuston Singletary。インストゥルメント、クリップ、各種サウンドなど、多彩な変化をつけられるLive 10のデバイスを数多く考案している主要サウンドデザイナーです。 細部に対する鋭い意識により、Singularitiesの開発でも音楽性と操作性の両立を実現しました。

従来の仕組みを導入

Singularitiesの収録リストに掲載されているのは、“シンセ”と聞いて思い浮かぶ名前ばかり。Juno 10、Minimoog、Oberheim OB-X、Korg Polysix106のほか、80年代のサウンドを彩った数々の名機がずらりと並んでいます。

Simplerをもとに作成された40種類のインストゥルメント・ラックには、ベース、パッド、リード、キーボードなど名機のサウンドを搭載。そのひとつひとつに音作りの幅を広げる8つのマクロが設定されています。

名機のサウンドを表現するにあたっては一味違うアプローチを採用。 SimplerとSamplerによる全40種類のインストゥルメントを、従来のサンプラーと同様、ひとつのサンプルを使って制作し、単一のサンプルを再生する音源方式ならではのサウンドを実現しました。 どこか粗さのあるデジタルな響きは、楽曲全体のなかで際立つ存在感を発揮します。

音楽的な操作性

単一のサンプルを使用することにより、プリセットのデータ容量が軽減。読み込み時間やCPU負荷が大幅に減少し、 軽容量とはいえ、抜群の使いごたえとリアルなサウンドを引き続き提供します。 さらに、多くの時間と技術を費やし、ビンテージシンセ/サンプラーに共通する操作性を再現。ベロシティ、キー・トラッキング、フィルターエンベロープといったパラメータのファインチューニングによって名機に似た音変化を可能にします。

豊富な経験を活かした開発

Huston Singletaryは業界を代表する複数のシンセメーカーで25年間にわたってサウンドデザイナー/ミュージシャンを務めてきました。Singularitiesの開発では、素晴らしいシンセに必要なポイントを心得ている彼の経験が活かされています。 フィルター、エンベロープ、その他の基本エフェクトの間には、音の個性を決める要因となるわずかな相互作用が生じます。よく見落とされているこの点を、Huston Singletaryは膨大な種類のシンセを使ってきた豊富な経験にもとづき、ソフトウェアのSingularitiesで再現しました。

Huston SingletaryのInstagramでは、Singularitiesのサウンドを使ったデモとチュートリアルが紹介されています。

収録内容

  • 40種類のインストゥルメント・ラック(ベース/パッド/リード/キーボードをSimplerに収録したプリセット)
  • 2種類のドラムキット
  • 150種類のMIDIクリップ(ドラムと楽曲)
  • 3種類のデモソング

Singularitiesは、Live 10 Lite/Intro/Standard/Suiteに対応しています。

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