Max for Live

Iota

制作: Dillon Bastan

エレクトロニック・ミュージシャン、サウンド・デザイナー、インスタレーション・アーティスト向けに作成されたIotaは、Max For Liveグラニュラー・ルーピング・インストゥルメントです。インスピレーション豊かなグラフィカル・インターフェースを使用して、極めてシンプルなサンプルからさえもクリエイティブなアイデアをエンドレスに絞り出すことができます。

USD 39

ロサンゼルスを拠点に活動するミュージシャン、アーティスト、プログラマーであるDillon Bastanにより開発、製作されたIotaは、サンプル内のスペクトル領域を「のぞき込み」、ループ、レイヤー、処理を加えてあらゆる種類のトーン、サウンドスケープ、グリッチ、リズムを作成できます。

まずはソース・サンプルをLiveまたはご使用のオペレーティング・システムからIotaへドラッグし――ビート、ボーカル、パッドなど、どんなサウンドでも使用できます――、グレイン・テーブル(一連の細かなスライス)としてレンダーするリージョンを選択します。その後は、親しみやすいグラフィカル編集ツールを使用して、スペクトログラム内に「ボックス」を描画し、移動させたりサイズを変更したりします。各ボックスはバンドパス・フィルター・ループの長さや周波数成分を定義し、分かりやすく瞬時に判別可能なビジュアルで表示します。

複数のボックスを並べたり重ねたりすることで、オリジナルのサンプルを思いのままの粗さや細かさに分解したり、ばらばらにしたり、断片化したり、分断したりできます。たとえば、多数小さなループを作成し、細分化してパーカッション・クリップを作成したり、オーケストラの弦楽器セクションからきらめく多次元のアンビエンスを作成したりできます。

多彩なコントロール

ループは自由またはグリッドに従う形で再生できます。また、方向、スピード、パンニング、ボリュームのフェードとカーブ、フィルター・タイプ(FFTまたはレゾナント)、フィードバック・ディレイ・エフェクトを含むグラニュラー/ミックス・コントロールがそれぞれに用意されています。これらのパラメーターに加えられた変更、およびループ・ボックスの動作は、内蔵のオートメーション・システムによる記録、再生が可能なため、次から次へと展開する複雑な音色の変化を簡単に適用させることができます。

3種類の再生モードでは、IotaをLiveのトランスポートにロックして同期再生させたり、アンロックして自動かつ無限に再生させたり(無人のサウンド・インスタレーションに最適)、PushやMIDIキーボードを使用して各ループをコントロールしたりできます。

驚きのパワー

示唆に富むアンビエンスや複雑なテクスチャ、精巧に構築されたFXやポリリズムのサウンドベッドまで、Iotaは、シンプルなものから精緻なものまでその複雑性に関係なく、グラニュラー・サウンド・デザインへのユニークでパワフルな新しいアプローチを提供します。

USD 39