Software Instruments

Electric

制作: Ableton

Electric は、フィジカル・モデリングを使用し、エレクトリック・ピアノのサウンドを再現するインストゥルメントです。楽器の内部構造を理解し再生することができます。

USD 99

Electric は、人気を博しているエレクトリック・ピアノのサウンドを提供します。 Electric は先進的なフィジカル・モデリング・シンセサイザーで、楽器の内部構造(マレット、タイン、ピックアップなど)を操作し、メランコリックなサウンドやとげとげしいサウンドなど、思いのままのサウンドを生成することができます。

Electric: 夢のようなピアノ・サウンド

Electric は、Rhodes® や Wurlitzer® といったエレクトリック・ピアノのサウンドを忠実に再現するシンセサイザーです。 Electric は、高い評価を得ている Lounge Lizard インストゥルメントにも使用されている最先端のフィジカル・モデリング合成技術に基づき、Applied Acoustics Systems(AAS)とのコラボレーションにより開発されました。 フィジカル・モデリング合成では、複雑な計算を使用し、楽器の各部分(ここではマレット、タイン、ピックアップ、ダンパー、その他エレクトリック・ピアノの独特なサウンドの生成に作用する部分)の動きをリアルタイムで再現します。 サウンドはサンプリングされるのではなく合成されるため、各要素を簡単に調整し、好みに合わせてインストゥルメントをカスタマイズすることができます。 また、オリジナルを忠実に再現するだけでなく、エレクトリック・ピアノの暖かみのあるサウンド特性を持つまったく新しいサウンドを作成することもできます。 Electric は Ableton Live のワークフローに完全統合されており、Live 上で簡単に操作することができます。

Electric Piano Anatomy

エレクトリック・ピアノは、この楽器のサウンドの生成に作用するいくつかの要素により構成されています。 鍵盤の鍵を押すと、マレットによりフォークが叩かれます。 このフォークは 2 つの部分からなり、それぞれタインバーとトーンバーと呼ばれます。 マレットがタインを叩くとタインが振動し、それにより、トーンバーが特定の音程で共鳴します。 共鳴するトーンバーによるサウンドはピックアップにより増幅され、アウトプットへと送られます。 フォークは一度始動すると、長い間共鳴し続けます。 しかし、鍵から指を離すと、フォークにダンパーがかかり、すぐに無音化されます。 Electric では、これら要素の相互作用を合成により忠実に再現しつつ、調節やカスタマイズが可能です。

主な機能

  • Ableton Live のワークフローに完全統合、直感的な操作が可能なユーザーインターフェース。
  • 人気の高いエレクトリック・ピアノ・サウンドの幅広いコレクションから、Electric のサウンド・デザイン能力をかいま見ることのできるクリエイティブなインベンションにわたる、巧みにプログラミングされたプリセットが付属。
  • フィジカル・モデリング合成により、Electric の各要素とパラメータをリアルタイムで調整・カスタマイズすることができます。
    • 2 つのピックアップ・モデル: エレクトロマグネティック(Rhodes®)とエレクトロスタティック(Wurlitzer®)。 タインに対するピックアップの物理的位置は、Symmetry および Distance コントロールを使って調整できます。 Input ノブではピックアップの入力感度を、Output ノブではピックアップ・セクションの出力を調整します。
    • マレット・セクションでは、Stiffness パラメータを使ってマレットの硬度をコントロールし、サウンドの明るさを変化させることができます。 Strength ノブではマレットの衝撃力をコントロールし、Noise コントロールではマレットとフォークの衝撃音を調整します。
    • フォーク・セクションでは、タインの Decay および Level パラメータを操作したり、上部分と下部分の量を決定する Color コントロールを操作することができます。 トーンバー部分では、Decay と Level の各パラメータを調整することができます。 フォーク・セクションでは、Release パラメータも装備されています。
    • ダンパー・セクションでは、Tone ノブを使ってダンパーの硬度をコントロールし、サウンドの明るさを変化させることができます。 Att/Rel(アタック/リリース)ノブではダンパーが使用される際に生じるノイズの存在感を調節し、Level パラメータではダンパー・ノイズの全体量を調整します。
  • キートラッキングとベロシティにより多数のパラメータをモジュレートし、表現力豊かでダイナミックな再生が可能です。
  • Live 11.3でMPEに対応しました。

  • Live 11のUIがアップデートされました。

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