Analog は、ビンテージ・アナログ・シンセサイザーをエミュレートします。 滑らかなパッドのスイープから地を揺らすベースサウンドまで、あらゆるサウンドを生み出すことができます。
Software Instruments
Analog
制作: Ableton
Analog: 暖かみのあるファジーなサウンドを奏でるモンスター
Analog は、アナログ・シンセのサウンドを再現します。 Analog は、Ultra Analog インストゥルメントにも使用されている最先端のフィジカル・モデリング合成技術に基づき、Applied Acoustics Systems(AAS)とのコラボレーションにより開発されました。 フィジカル・モデリング合成では、複雑な計算を使用し、楽器の各部分の動きをリアルタイムで再現します。 Analog では、さまざまな有名シンセサイザーに見られる各アナログ回路(オシレータ、フィルタ、LFO)がモデリングされています。 また、Analog は Ableton Live のワークフローに完全統合されており、Live 上で簡単に操作することができます。
主な機能
- Live のワークフローに完全統合、直感的な操作が可能なユーザーインターフェース。
- さまざまなビンテージ・アナログ・シンセサイザーのサウンドを網羅する、巧みにプログラミングされたプリセット。
- フィジカル・モデリング合成により、Analog の各要素とパラメータをリアルタイムで調整・カスタマイズすることができます。
- サイン・矩形・ノコギリ・ホワイトノイズを生成するエイリアス・フリーの 2 つのオシレータとサブ・オシレータ。 このオシレータにはハードシンク機能も搭載されており、矩形波を使用する際にはパルス幅変調も可能です。 各オシレータにはピッチエンベロープも装備されています。
- 2 ポールおよび 4 ポールのローパス、ハイパス、バンドパス、ノッチ、フォルマント・モードで動作する 2 つのマルチモード・フィルタ。 柔軟なルーティング機能により、直列または並列での接続が可能です。 Drive セレクタを使えば、各フィルタの出力にさまざまなサチュレーションを加えることができます。
- 各フィルタは個別のアンプ・モジュールに供給され、レベルやパンをコントロールすることができます。
- ノイズモジュールでは、ホワイトノイズを生成し、Color ノブを使って内蔵ローパス・フィルタのカットオフ周波数を変更することができます。 F1 / F2 ノブでは、フィルタ 1 およびフィルタ 2 へ送られるノイズ量をコントロールすることができます。
- LFO モジュールでは、オシレータ、フィルタ、アンプの各モジュールをモジュレートすることができます。 この LFO には、パルス幅コントロールを伴う三角波および矩形波、サイン波、2つのランダム波形があり、それぞれリトリガー、レート、オフセット、ディレイ、アタックのパラメータを備えています。
- エンベロープ・モジュールは、各フィルタとアンプ・モジュールに含まれています。 直線および曲線の ADSR エンベロープを使用でき、フリー、レガート、ルーピング・モードも搭載しています。
- キートラッキングとベロシティにより多数のパラメータをモジュレートし、表現力豊かでダイナミックな再生が可能です。
MPEに対応
Live 11.3でMPEに対応しました。