様々なハードウェアを備えたミュージシャンのスタジオセットアップ。デスクの上にはLive 12をインストールしたコンピューターモニターが、キーボードとマウスの隣にはスタンドアロンのPushが配置されている。

Live 12を30日間無料で使用する

Live 12 Suiteの無償体験版には、保存やエクスポートを含むLiveの全機能が搭載されています。 現在お持ちのバージョンと一緒に使用することができます。

Liveを使った音楽制作

クリップの詳細ビューでノートの発音率を設定するLive 11の画面。

ラフスケッチ 編集 実験

セッションビューでは、タイムラインの制約にとらわれることなく音楽のアイデアを自由に組み合わせることができます。アイデアを一瞬で形にできるセッションビューは即興演奏の場として理想的です。異なる長さのオーディオ・ループやMIDIイベントを好きな組み合わせで再生できます。音楽を停止する必要はありません。

映像を再生する: ビデオ「セッションビューの使い方」を見る

トラックのテイクレーンを展開表示したLive 11の画面。

楽曲を作り込む編集機能

アレンジメントビューでは、タイムラインに沿って音楽を構築することが可能。 音声やMIDIを個別のテイクとして複数回にわたって録音したあと、 うまく演奏できた部分を組み合わせて理想のテイクを生み出すことができます。

思いついたフレーズを発展させたり、各パートを組み合わせたりすることで、楽曲に適した展開を生み出せます。 セッションビューで作成した複数のフレーズを即興でアレンジメントビューに録音すれば、感性のおもむくままに楽曲を仕上げることも。

映像を再生する: ビデオ「アレンジメントビューの使い方」を見る

ドラムセットの隣にある機材ケース上へ置かれたラップトップに映るLive 11の操作画面。

アイデアをLiveで形にする

思いついたアイデアがどんなものでも、それを形にする方法がLiveには備わっています。ハードウェア・シンセ、ソフトウェア・プラグイン、ドラムマシン、ギターなど、この世に存在するあらゆる音をレコーディングすることができます。新機能のCapture MIDIを使えば、演奏後のMIDIノートを取り込めるので、ふとした瞬間に思いついたアイデアや偶発的な演奏から音楽を作り込んでいくことができます。ほかにもLiveにはオーディオクリップから音情報をMIDIクリップに抽出する機能が備わっています。ドラムブレイク、メロディ、ハーモニーパートなどをMIDIパターンに変換すれば、MIDIのパラメーターを編集したり、同じMIDIパターンで別の音を鳴らすことができます。

拡大表示されたLive 11のクリップの新しい詳細ビュー。

テンポの異なるサウンドでもOK

Liveでスムーズな音楽制作を行える理由として、「ワーピング」という機能が挙げられます。これにより、音楽を停止することなく、あらゆるオーディオのテンポやタイミングをリアルタイムで変更することができます。テンポの異なるループを組み合わせたり、レコーディングしたパフォーマンスのタイミングのずれを修正したり、オーディオをまったく異なるサウンドデザインに作り変えたりすることも可能です。

映像を再生する: ビデオ「ワープ機能の使い方」を見る

独自のサウンドを構築するインストゥルメント

Liveのサウンドデザインの基盤となる内蔵デバイスには、Wavetable、FM、フィジカルモデリングといったシンセエンジンが含まれています。直感的に操作可能なインターフェースを採用した柔軟なシンセデザインにより、複雑な音作りが身近になりました。2基のサンプリングインストゥルメントを使えば、スライス、ワーピング、マルチサンプル・プレイバックなどの便利な内蔵機能により、サンプル音源をさらに活用できます。

Wavetable

Wavetable:直感的に演奏できる無限の可能性を秘めたAbletonの新型シンセサイザー。さまざまな波形から構成されるウェーブテーブルを使って、ストレッチやモーフィングなど多彩なサウンドメイキングが可能。

Operator

Operator:FMと減算方式を組み合わせた万能型シンセサイザー。

Simpler

Simpler:クラシックシンセパラメーターを搭載した簡単操作のパワフルなサンプラー。

さまざまな用途に使えるエフェクト

Liveには、アイデアを膨らませて音作りを行うのに欠かせないエフェクトが搭載されています。MIDIエフェクトを使えば楽曲を独創的に操作することができます。自分の望む音を作るときはオーディオエフェクトが便利です。アナログモデル・ノイズ、ディストーション、サチュレーションといった荒々しいサウンドを生み出すタイプから、ミックスをきれいに整える精密なツールまで、さまざまなエフェクトがそろっています。

Glue Compressor

Glue Compressor:80年代のSSLコンソールのバスコンプレッサーをベースとするアナログモデルのコンプレッサー。

Amp

Amp:7種類のギターアンプのサウンドと特性をエミュレート。

Looper

Looper:クラシックなハードウェアルーピングペダルをベースにオーディオを録音、ループ、オーバーダブ。

Spectral Resonator

Spectral Resonator:通過するあらゆる音を粉砕して、まったく違う響きに変えてしまうデバイス。 MIDIサイドチェイン入力を使用して、その他の音楽要素と調性を取れば、楽器のように演奏することができます。

Hybrid Reverb

Hybrid Reverb:コンボリューションリバーブとアルゴリズミックリバーブを組み合わせ、 現実の環境を忠実に再現するものから、物理的には不可能な世界まで、あらゆる空間表現を可能にします。

Echo

Echo:アナログとデジタルの伝統的なハードウェア・ディレイサウンドを両立するデバイス。

EQ Eight

EQ Eight:音色を形作る様々なコントロールを搭載した8つのパラメトリックフィルター。

Spectrum

Spectrum:入力オーディオのリアルタイム分析と視覚化。

Scale

Scale:入力MIDIノートを別の出力MIDIノートに再マップ。

Arpeggiator

Arpeggiator:押鍵されているコードのそれぞれのノートを取り込み、リズムパターンで再生。

MPE Control

MPE Control:MPE対応コントローラの演奏に対するLiveの感度を調節します。

サウンドセレクション

Liveには、あらゆるタイプの音楽制作に使える音源が内蔵されています。Liveの全エディションに含まれているCore Libraryには、ビンテージシンセ、アナログ・ドラムマシン、マルチサンプル・ドラム、エレクトリックピアノのほか、さまざまな楽器音からなる豊富な音源が収められています。特定のテーマに沿ってサウンドを厳選したCurated Collectionsも搭載し、Instrument Racks、クリップ、サンプルなどを使って新しい音へ作り変えていくこと可能です。

Liveを使ったパフォーマンス

Pushや別の機材と一緒にLiveを使ってクラブでパフォーマンスを行うミュージシャン。

使用する機材をまとめる

ライブパフォーマンスで使用する機材をLiveでまとめれば、 ハードウェアの操作をはじめ、外部エフェクトや卓上ミキサーとの連携も思いのまま。 単独の即興演奏や、リアルタイムでのリサンプリング、ほかのメンバーの演奏した音の加工などもその場で行えます。 複数の音楽ソフトを使用する場合は、Link機能を使って同じネットワーク上で完全に同期させることができます。

ラック内に新デバイスPhaser-Flangerと12基のマクロが表示されたLive 11の画面。

毎回異なるライブパフォーマンスを繰り広げる

自由度の高い操作性を誇るLiveは、ライブパフォーマンスに理想的です。 楽器やエフェクトを自分だけの組み合わせに設定することはもちろん、マクロと呼ばれるノブを最大16基使用して、いくつものパラメータを操作することが可能。 マクロの設定を保存しておけば、いつでも瞬時に呼び出すことができます。

ライブパフォーマンス中に自分の楽曲を奏でるだけでなく、リアルタイムでリミックスやシーケンスの再構築を行えます。 柔軟性の高いMIDIマッピング機能を使えば、Live上のほぼすべてのパラメータをお持ちの外部コントローラで操作できるようになります。

映像を再生する: 機能性の向上したマクロとテンポ追従をセッションするプロデューサーとドラマーのコンビ。

テンポ追従

入力音のテンポをリアルタイムで検出して、Liveのテンポを自動で調節する機能。 Liveのテンポに合わせてバンドが演奏するのではなく、バンドの一員として変化に富む生演奏にLiveが追従します。DJであれば、テンポに同期するエフェクトとしてLiveを活用することも。

Liveを実行するラップトップの隣に置いたAbletonのPushでパフォーマンスを行うミュージシャン。

演奏形態を選ばない万能性

ソロ出演とバンド出演のどちらであっても、パフォーマンスのアレンジにはLiveが頼りになります。Max for Liveを使えば、音だけを扱うパフォーマンスに限らず、ビジュアルプロジェクションや照明インスタレーションを音楽と同期させながらコントロールできるほか、センサーとの接続など、さまざまな表現に対応します。

制作/接続/カスタマイズ

映像を再生する: 11種類のMax for Liveデバイスを収録した無料のPack、Connection Kitを使えば、音楽だけでなく、さまざまな“モノ”とLiveを互いに反応させることができます。

Liveのカスタマイズ:外部機器との接続

Max for LiveはLive上のさまざまな楽器やエフェクトを動かしているソフトウェア・プラットフォームです。デバイスをカスタマイズしたり、いちからオリジナルデバイスを作ったりできるほか、Liveの動作の仕方さえも変更可能です。さらに、光、カメラ、センサー、サラウンドシステムを交えたセッティングができるなど、さまざまな可能性に満ちた世界が広がっています。

Max for Liveについて詳しく見る

卓上でオーディオインターフェースとエフェクターの下に並べられたPush。

Liveの「演奏」を可能にするPush

実践的にLiveを使うときにうってつけなのが、ハードウェア・コントローラーのPushです。ビートの打ち込みやメロディの演奏はもちろん、サンプルのスライスや音作りも可能。PCを操作することなく、音楽をミックスして1曲のトラックに仕上げられます。アップデートごとに新機能が追加され、LiveとPushのさらなる一体化が進んでいます。

Pushの詳細をチェックする

映像を再生する: Noteでビートやメロディーを演奏したり、周囲の音をサンプリングすることで、自身のアイデアを発展させることができます。

Noteで新しい音楽のアイデアを形にする

Noteは、新しい音楽のアイデアをかたちにするためのiOSアプリです。Liveのドラムキット、メロディー楽器、シンセ・サウンドを使って、作りたい音楽の方向性を見つけてください。また、スマートフォンのマイクを使って、周りの音をNoteのサンプラーに録音することもできます。さらに、Ableton Cloudを使ってNoteセットをLiveに送信すれば、中断したところから作業を再開することができます。

Noteの詳細を見る

Liveの拡張

映像を再生する: iOSよりLiveセットへの書き出し方をご覧下さい

iOSアプリから自作のLiveセットをエクスポート

さまざまなiOSアプリに搭載されている新しいLiveセットのエクスポート機能を使用すれば、いつでもどこでもアイデアを素早くキャプチャし、Liveに取り込むことができます。

エクスポート機能対応アプリをチェック

Launch Pad ProとKeylab 49と一緒に卓上に置かれたラップトップ。

コントロール

Liveのすばらしさがさらに発揮されるのは、実際に操作するときです。ノブ、フェーダー、ボタンをマッピングすれば、ほぼすべてのパラメーターをコントロールできます。

人気コントローラーを見る

サウンド ループ サンプルの追加

Packを追加することで、インストゥルメント、エフェクト、ループ、サンプルといったコレクションを新たにLive上で使うことができます。各Packは著名なサウンドデザイナーが特定のテーマに沿って制作したものです。収められた音源はライセンスフリーなので、自分の制作プロジェクトですぐに使うことができます。

購入・ダウンロード可能なPackを見る

Liveのユーザーコミュニティ

素晴らしい作品を生み出す世界中のLiveユーザーたちがコミュニティで知識や情報を共有しています。最近の例の一部を以下にまとめています。

Artists

アーティスト

“あの”人はどうやってLiveを使っているの? 多彩な音楽ジャンルのアーティストが登場するインタビューでは、独自の音楽観を表現する方法に迫ります。

インタビューを読む 

 

One Thing

One Thing

プロデューサー、作曲家、アーティストが、音楽制作に役立つアドバイスを月替わりで紹介。すぐに使えるテクニックを短い動画でチェックしよう!

One Thingを見る(日本語字幕)

UserGroups

ユーザーグループ

初心者から熟練者まで、さまざまな経歴のAbletonファンが集うユーザーグループで、新しい仲間と交流してみませんか? スキルアップに役立つイベントも開催されています。

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CertifiedTrainer

認定トレーナー

教師、プロデューサー、エンジニア、ミュージシャン、コンサルタントなど、多様な分野で活躍するAbletonの認定トレーナーが、Liveを使った音楽制作のスキルアップをサポートします。

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Loop

Loop

音楽、テクノロジー、文化が出会う、音楽制作者のためのサミット。 世界の音楽シーンや各地の模様、特定の音楽制作ツールにまつわる解説、アーティストによるパフォーマンスなど、さまざまな角度から音楽の魅力を伝えています。

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Liveの使い方や音楽のテクニックを無料で学ぶなら、チュートリアルがおすすめ! もっと音楽を制作したくなる刺激的なコンテンツが多数そろっています。

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