多くの指導者がAbletonのLiveとPushを導入し、その数は増え続けています。 LiveとPushを交えた授業は、意欲的に音楽学習に取り組み、音楽を作ることで自信を育む環境を生徒へ提供します。
音楽制作をつうじた生徒の意欲向上
さまざまなジャンルの音楽で幅広く使われているLiveとPushを授業に取り入れることにより、楽器や音源を交えた現代の音楽制作手法を生徒に教えることができます。 生徒の憧れるアーティストや音楽が授業と結びつくだけでなく、 音楽制作をつうじた自己表現の魅力を知ってもらうことができます。
音楽制作をつうじて生徒の意欲を高められる環境を提供するため、Abletonでは、LiveとPushを導入しやすくするだけでなく、LiveとPushを使って授業を行うための教材も作成しています。
LiveとPushって何?
音楽制作ソフトウェアのLiveには、思いついたアイデアを試したり、即興的に音を鳴らしたりするのに便利な、セッションビューと呼ばれる独自の作業画面が備わっています。 Liveを指先で楽器のように演奏するために開発されたハードウェアのPushを使うと、パッドを叩いてリズムやメロディーを奏でたり、音符を打ち込んだりすることができるほか、MIDIノートや音声のループを自由に再生できます。コンピュータをマウスで一切操作することなく、Pushを演奏/操作するだけで楽曲全体のアレンジメントを行うことも可能です。 LiveとPushを組み合わせることで、実際に触れることのできる楽器ならではの柔軟な演奏性と、ソフトウェアの高性能な機能を融合して、本格的な音楽環境が実現します。
LiveとPushを授業に導入するメリット
音楽の基礎が身につく
- 多彩な音色を使って、メロディー、ハーモニー、リズムを知ることができます。
- 作曲や制作の技術を練習することができます。
- 生楽器や電子楽器の演奏者を交えて、共同制作とライブパフォーマンスを行うことができます。
既存の教育課程に取り入れて生徒の成長を支える
- 授業内容に応じて必要なときだけ使用したり、通年にわたって活用したりするなど、状況に合わせてLiveとPushを取り入れることができます。
- 音楽授業計画の一環として、もしくは課外授業として、生徒の自信や自尊心、やる気を促すことができます。
- STEM教育やICT教育などの教育課程要件に応えて、生徒のデジタルリテラシーの向上を図ることができます。
- 自発的で自立した学習姿勢を促すことができます。
多様性を受け入れる姿勢や個々の人格形成を促す
- 多様な音楽に対する興味と、音楽を創造することについて学ぶ能力を同じ授業内で育むことで、生徒の可能性を広げられます。
- わかりやすく音階を表示する機能や、順を追って音符を入力できる機能により、特別な支援を必要とする生徒や、音楽教育を受けたことのない生徒でも、メロディー、ハーモニー、リズムを感覚的に作り上げることができます。
- LEDでわかりやすく色分けされるPushのパッドによって、生徒の習熟度を問わず、音階、音程、コード進行、転回について理解を深めることができます。
- 作曲やサウンドデザインの高度な技法を知るのに理想的な学習ツールとして役立ちます。