収録元:マッシュアップ技法
完成した生徒の作品をどのように評価するかは、学校のカリキュラムの優先順位と評価方法によって異なります。 以下は生徒の評価とフィードバックの実施方法を決める際のさまざまな考慮事項を示しています。
音楽
- リズムパターンを重ねて、新しい音素材を作ることを探求する
- 事前に録音された素材を組み合わせ、操作することで、音楽的なアイデアを発展させる
- 音楽におけるリズム、ベース、ハーモニー、メロディーの役割の探求
- 周波数帯(低·中·高)の理解を深める
- 曲の構造と音楽形態の解釈
- 音調と音色の探求と実験
- 分析と聴解力
Ableton特有の技術
- Push/Launchpadを使用した音楽素材のシーケンス作りと演奏
- オーディオファイルの編集と操作でLiveを使用する
- セッションビューを演奏で使用する
- 演奏用にDJスタイルのエフェクトの追加し、設定する
- Ableton Liveセットで演奏可能なレイアウト方法の開発
共同作業と関与
- 生徒がアイデアを共有し、建設的なフィードバックができる機会
- 生徒同士で指導する機会を与え、作品や技術を共有する
- 本番に向けての目標設定とリハーサル
音楽産業の技術を網羅する
- 音楽や録音物の著作権の理解を深める
- ジャンルごとの制作技術の違いを見極める
- 作品のファイル管理·共有·保存
- 視聴覚機器の設営と使用の実践
以下の学習評価をつうじて、この学習指導案の要点を考えてみましょう。
- 批評的な思考力
- 分析と聴解力
- 技術リテラシー
- 創作性と音楽的な探求
こちらの補足資料では、上記の項目において生徒をどのように評価するのかを説明しています。