Swarm Intelligence: うまく両立させるには
ドローンの独特な雰囲気と密にレイヤーされたフィールド・レコーディング、ひずんだビートにインダストリアルなエッジの効いたベースライン―これらは、ベルリンを拠点に活躍するアーティスト、Swarm IntelligenceことSimon Hayesのダークでイマーシブなサウンドの世界の礎です。Ad Noiseamの2枚のアルバム、『The Lighthouse』と冠されたVoitaxからの12インチ、Instruments of Disciplineレーベルから近日リリースされるEPを通して、HayesはSwarm Intelligenceをほぼ兵器級の精度へと洗練させています。彼のスタジオ作品を人の心を引きつけるパフォーマンスへと変換することにも同じく念入りなHayesは、硬質なビート、とげとげしく角々しいディストーション、不協和なテクスチャをミックスしたライブ・セットでも確固たる評判を得ています。
下のビデオで、HayesはLiveとPushを使用したステージ・パフォーマンスの便利なテクニックとストラテジーをいくつか公開し、その場の状況に反応すること、スタジオ・トラックを再現することの間のバランスについてアイデアを披露しています。
上のビデオでSimonが話している「テクノ・ボタン」は、2つのMIDIシーケンスのいずれかを同一のDrum Rackに送信するトグル・スイッチです。その機能を説明するLiveセットはこちらからダウンロードできます。Boiler Room Berlinでのパフォーマンスで、Swarm Intelligenceが上記そしてその他のテクニックを華麗に使用する様子をご覧ください。
また、彼のセットアップの詳細―前述の「テクノ・ボタン」など―については、ここAbletonオフィスで撮影された、Swarm Intelligenceがトラック『Antenna』のライブ・バージョンのパフォーマンスを披露するビデオをご覧ください。
Swarm Intelligenceについて詳しくは、ウェブサイトおよびSoundcloudをご覧ください。