「Ableton Liveは制作を動かす車輪のようなもの。そして私たちは車輪を支えるスポークなの」King Brittと肩を並べるSaturn Never Sleepsの結成メンバーRucylはこう話します。 この比喩は、複数のハードウェア、ソフトウェア、アコースティック楽器(そしてもちろんRucylの印象的な声)を制作に使用しているSNSのようなプロジェクトにふさわしいといえるでしょう。
Liveは、楽器間、そしてKingとRucylの間のコミュニケーションを可能にするフレキシブルなツールです。 「私独自のセッションを作成して、簡単にKingのセッションに組み合わせることができるの」とRucyl。 「彼のスケッチを新しいセッションに取り込んで、自分の設定とエフェクトラックを使用して必要なだけ手を加えるの」
作曲の際、SNSはLiveセットを使用してインプロバイズしながら、最終的にトラックを完成させます。 このセットアップなら、どこでも思いつくときにすぐさまインスピレーションを記録することができます。 「(アルバムの)多くのアイデアは、ライブ即興セットのために作成した特別な音色パレットからのものだよ」とKingは説明しています。 「その他のアイデアは、ホテルの部屋でのヘッドフォンを使ったジャミングからのものだ。 『Bit by Bit』は、すべてこうやって作成したんだ」
Saturn Never Sleeps: ギャラクシー・オブ・サウンド
Ableton Liveは、Saturn Never Sleepsにとって「ショーの中心」であるとKingは表現しています。 「Liveを使えば、究極のセットアップについてしっかり構想を練ることができるんだ。そして、セットアップを作成するに必要なツールすべてが揃っている」 KingとRucylのどちらも、Liveのカスタムテンプレートを使用しています。Kingはビートとインストゥルメントに、RucylはLiveをボーカルや他のテクスチャをループやサンプリングするのにLiveを使用しています。 Rucylは、Liveを使用すると無意識のうちにクリエイティブになれると話しています。 「テンポに合わせて演奏し、レイヤーとエフェクトのサイドチェーンをどんどん使用するの」
Saturn Never Sleepsというグループ名のとおり、彼らのペースが落ちる気配は見えません。 最新アルバム「 Yesterday's Machine 」は、現在 SNSブログから無償ダウンロード 可能です。