サンプルレイヤリング、グラニュラーステレオツールなど - コミュニティに寄せられたMax for Live新デバイス
Max for Liveは極めて用途の広いツールです。シンセサイザーやベーシックなエフェクトなどの一般的なデバイス作成だけでなく、シーケンシング、コード生成、先進的なエフェクトなどさまざまな手法を使用することができます。M4LのコミュニティMaxforLive.comから、興味深いデバイスをいくつか紹介します。どれも無償でダウンロードが可能です。
まずはMaurizio Giriの作品から(以前ご紹介したデバイスで彼の名前に聞き覚えがある方がいらっしゃるかもしれません)。Granular Stereo Fakerは、グラニュラー合成を使用してステレオ幅を作り上げる新デバイスです。実際の動作をご覧ください。
Ableton認定トレーナーTom Cosmは、自身初のMax for Liveデバイス Sampler Layerをリリースしました。Sampler LayerをDrum Rackの前に置き、最大6ノートまでをRackで設定して再生します。各レイヤー用の個別パラメーターで、すべてのサウンドの座りをうまく調整しましょう。Sampler Layerの動作をご覧ください。
Giorgio97のMandelbrot Chordsは、繰り返し関数に従うコードを作成します。数学が得意でなくても、デバイスの設定は簡単ですから安心です。MIDIインストゥルメントの前に置くだけで、少し変わった面白いコードを作成できます。
Sick AudioのSick Calculation Toolsは、正しい調整とエフェクト設定を行うのに非常に便利なツールです。ピッチシフトがサンプルのBPMにどれくらい影響するのかを知る必要があったときは?同期しないディレイを調整したり、ミリ秒単位での設定値を知りたいときは?Sick Calculation Toolsなら、このような数字に関する問題を簡単に解決できます。
Max for Liveはこれだけではありません。1,300を超えるデバイスをMaxforLive.comコミュニティから入手できます。