2台のターンテーブル、1台のカメラ、1台のビデオプロジェクター、2本のマイク、1面のスクリーン。 これらの機材が特色をなすイベントPlattenspielerでは、作家/音楽ジャーナリストのThomas Meineckeが約10年にわたってさまざまなゲストを招き、音楽について、そして、聞くという行為に関連するあらゆることについて語ってもらっている。 イベント中、各ゲストは再生するレコードを数枚選び、ホスト役のThomas Meineckeも同様に選曲する。
Loopで撮影したときのPlattenspielerでは、ゲストにGilles Petersonが登場した。 貪欲なレコードコレクターであり、キュレーターや音楽プロデューサー、そして、レコードレーベル運営もつとめるGilles Petersonだが、彼の仕事としてもっとも知られているのは、土曜日の午後にBBC 6Musicで担当しているラジオプレゼンターと、世界的なクラブDJとしての活動だろう。
次のビデオでは、Gilles Petersonが自身に大きな影響を与えたトラックを選曲し、それについて語っている。 選ばれた音楽は時代や地理を横断するもので、ブラジルのポップミュージック、ナイジェリアのハイライフ、アメリカのジャズ、イギリスのドラム&ベースなど、多岐にわたる内容となっている。