名前からも想像できるとおり、Minusはミニマルでパルス志向のテクノの安息の地です。リッチー・ホウティンにより2000年代に創立されたMinusは、サウンド・デザインとアトモスフィアにフォーカスを置く新世代のミュージシャンにとって格好の環境となりました。10名のMinusアーティスト – Ambivalent、Barem、Click Box、Fabrizio Maurizi、Gaiser, Heartthrob & Troy Pierce、Hobo、JPLS、Magda、Marc Houle – が参加したインスピレーション豊かでカラフルなMinus Live Packコレクションの登場です。
各Packはセットを中心とした音楽制作の要素に集中したものとなっています。JPLSはLiveのエフェクトにエンベロープを使用してちょっと変わったサウンドを生み出したり、クリップによるネットワークとフォローアクションを使用してジェネレーティブ名作品を作るという経験から学んだ秘密の一部を公開しています。またMarc HouleとMagdaは雰囲気豊かなサウンドの構築と配置に関する知識を提供しています。Minusはクラブで活躍するサウンドを専門としており、この2つのセットはまさにその大きな魅力を十分に理解できるものとなっています。
またBaremはフルトラックを臨機応変にシーケンスして「クリップからアレンジメントへ」の面倒を克服する方法を公開しています。 Push をお持ちの方であればぜひ試してみたい手法です。その一方、GaiserのLiveセットではそのライブ・パフォーマンスで有名な 彼からトラックをライブ中に加工して演奏する方法が学べます。
ここまで読んできた皆さんの中には、Ambivalentの特徴的なボーカルの秘密が暴かれるのかどうか気になっている方もいるでしょう。答えはイエス!Effect Rackも使用できます。ただし、Ambivalentのコメントにもあるとおり、「過程を楽しむこと!作っている間に楽しめなかったものは、作品になって聞き直しても楽しめないのだから」
MinusアーティストPackのダウンロードはこちらから
ファイルサイズ:1.4GB、Live 8.1.3以降が必要です。注:このLive PackはLive IntroまたはLive Liteでも動作しますが、セットは読み出し専用となります。