Live 10.1が正式リリース
Live 10.1が提供する新しいツールと機能は、音作りからトラックの編集とファイナライズ作業にいたるまで、さまざまな制作プロセスをさらにサポートする。
Live 10の全ユーザーはLive 10.1へ無料でアップデート可能だ。 自動アップデートを有効にしている場合、次にLiveを起動したときに自動的にアップデートが行われる。 有効にしていない場合は、アカウントページでアップデートをダウンロード可能だ。
Live 10を持っていない場合は、こちらで最新バージョンを購入できる。
Liveの全容については、こちらをチェックしてほしい。
【Live 10.1の追加点】
● ユーザーウェーブテーブル:Wavetableのオシレーター部の機能が拡張し、ユーザー自身のウェーブテーブルやあらゆるサンプルをライブラリからに取り込めるようになった。
● Channel EQ:さまざまな音声素材に合わせて周波数曲線とゲインレンジを柔軟に変えられるシンプルなEQが搭載された。 EQの設定によってフィルターの形状が変化することで、音楽に適したサウンドを常に提供する。
● Delay:Simple DelayとPing Pong Delayを組み合わせ、各種機能に改良を加えた新エフェクトデバイス「Delay」が搭載された。 ピンポン効果の挙動のほか、Jump、Fade-In、Pitchなどの設定がすべてフロントパネルで行える。
● オートメーションの新機能:オートメーションの形状を選ぶパレットが搭載された。ストレッチや傾斜の適用や、数字キーを使った値の入力も可能になるほか、 セッションビューでクリップのモジュレーション設定にアクセスしやすくなる。 曲線に近いオートメーションは、“C”や“S”の形へ可能なかぎり簡素化できるようになり、オートメーションの編集が行いやすくなった。
● ズームと画面表示の操作性向上:詳細ビューと編集画面全体の切り替えを効率的なショートカットキーですばやく行えるようになった。指先のピンチ操作でズームも可能になるほか(対応コンピュータに限る)、アレンジメント・オーバービューの表示サイズの変更も可能になる。
その他の新機能
● サイドチェインを適用中のトラックをフリーズできるようになった。
● リターントラックとマスタートラックのエフェクトを適用して、個別にトラックとグループトラックをエクスポートすることが可能になった。
● LiveでVST 3プラグインを使えるようになった。
Live 10.1を実際に使用している模様を、こちらの解説ビデオで確認できる。
Live 10.1の全変更点については、リリースノートで確認できる。 【注意】リリースノートの言語は英語のみです。