Laura EscudéがAlluxeとして制作するアーティスト作品では、前衛要素とクラシック要素をエレクトロニカの演奏と融合することで、エレクトロニックミュージックの独自なハイブリッドスタイルが生み出されている。 改造コントローラ、ボーカル、バイオリンを用いながら、彼女は即興で作成するビートやループをオリジナルの楽曲と完全に融合する。 Escudéはその制作スキルによって、M83、Polica、Mr. Hudsonなどのアーティストからリミックス依頼を獲得しているほか、彼女のバイオリン演奏やストリングアレンジはKanye WestやJay Zをはじめ数多くのアーティストのアルバムで聞くことができる。 そんな彼女が担当した最新のOne Thingでは、ランダマイズ・エフェクトによって音楽の新しいアイデアを喚起する素晴らしいテクニックが披露されている。
Laura Escudé:One Thingと解説ビデオ
Lauraの活動には自身の音楽プロジェクトのほかに、Drake、Bon Iver、The Weekend、Cirque du Soleil、Herbie Hancockなどによるライブショーのプログラミングやデザインも含まれている。さらに、 Escudéは2008年に世界初のAbleton認定トレーナーとなった経歴を持ち主でもある。その舞台裏を収めた次のビデオでは、彼女が音楽制作の手法を巧みに実演。Pushを使って楽曲の新しいアイデアを生み出しながら、自身のバイオリンをさまざまな工程で録音/リサンプリングする方法を披露している。 One Thingで使用しているEscudéのLiveセットを彼女のウェブサイトから無償でダウンロードすることも可能だ(要登録)。
ビデオ内でLauraが使用しているMax for Liveデバイスは、オーストラリア在住のAbleton認定トレーナーTom Cosm(英語)が作成した数ある便利なランダマイズツールのうちのひとつだ。 Cosmは全28基の自作デバイスを、利用者が値段を決めてダウンロードできる方法で提供している(無償でダウンロードすることも可能だ)。
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※【注意】Laura EscudéのLiveセットを完全に使用するにはLive 10 Suiteが必要です。