自分自身を知る:Gafacci、敬意を払ったコラボレーションを語る
ときに単独での音楽制作は、自分ひとりで解決できない問題を生み出します。 それはどこからともなく、ビート、メロディー、ボーカルなど、自分たちには作れないとわかっているアイデアを曲中で表現したい、という難問が降りかかります。
もし、運が良く、解決策を知っている友人がいるのなら、答えは明白です。その友人に電話して聞いてみるのが良いでしょう。 しかし、この解決策は、また新たな問題を引き起こすことにもなりかねません。 友人がその答えをわかると想定して、どのように自身の要求を伝えますか? もし友人が解決できなかったら、または解決できてもその方法を気に入らなければどうしますか? お金についてや、クレジットの書き方について、変な印象を持たれずに相手に話すにはどうしますか? また、変な印象を持たれてしまったらどうしますか?
これら全ての質問に対する答えを、Gafacciに聞けば解決するかもしれません。彼は、結果を重視した作曲家であり、プロデューサー、DJです。コラボレーションに対して寛容なアプローチをとり、自分ひとりで何ができて、何ができないかを十分に理解しています。 「壁にぶつかりそうなときや、やりたいことを実行する技術がない、と感じたときにコラボレーションについて考えます」と彼は語ります。
Gafacciの自己認識、リズムに対する独創的なアプローチ、ガーナ、アクラでの身近な環境にいる人々や物事に対して寛容に耳を傾けることで、数々の魅力的なコラボレーション作品を生み出しました。 スタジオにいるラッパーでも、外の通りでお菓子を売っている女性でも、つまり、誰でも、どこからでも、素晴らしいアイデアが生まれるということを、彼は知っているのです。
Loop Create 2022にGafacciを招き、スタジオでの共同作業への取り組み方など、皆さんの疑問についてお答えいただきました。 彼はどのように、一緒に仕事をする仲間を見つけるのでしょうか? どのようにコラボレーターにフィードバックし、指示を出しているのでしょうか? 作業を分担し始める時、どのように話すのでしょうか? GafacciとLoopの進行役であるJubaが、今回のセッションですべての質問やさらなる質問に答え、また、コラボレーションを愛するプロデューサーから、一緒に音楽を制作する繊細な芸術を学びます。
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