人間は生まれながらにして、“声”という楽器を持っているが、それを制作や作曲の手段として使うミュージシャンはそれほどいない。しかし、新しいツールや技術のおかげで、かつてなく独創的に声帯の力を活用することができるようになっている。
2017年のLoopでオーディエンスを前に撮影された実況演奏解説では、それぞれ異なる方法で声を音楽制作に取り入れる3人のアーティストがフィーチャーされた。ビートボクサーのSK Shlomo、ボーカリストのKatie Gately、ラッパーのDoseoneだ。そして、司会を務めたのはLyra Pramuk。その模様を収めた次のビデオでは、機材を使いながら、声を主要な音源として制作するさまざまなアプローチが披露されている。