トランジスター、チューブ、ビート: Goldbaby発のビンテージ・ドラム・サウンド
ビンテージ機材のクラシックなサウンドには確固たるものがあります。絶妙なさじ加減のハーモニック・サチュレーション、個性的なEQカーブ、わずかに加わるマシンノイズがその特徴です。しかし、機材自体は気まぐれで扱いが難しいことが多く、また高額であることは言うまでもありません。ビンテージ・ドラム・マシン、シンセサイザー、EQ、コンプレッサーの幅広いセレクションを扱うGoldbabyが、ビンテージ・ハードウェアをフィーチャーし操作の簡単なソフトウェア・パッケージにまとめたThermionic Solid State Drumsを公開しています。
有名なKorg MS-20シンセサイザーからオール真空管のMetasonix D-1000まで幅広い音源を使用し、Neve 1073チャンネル・ストリップやThermonic Culture Fat Bastard IIサミング・ミキサーで処理されたThermionic Solid State Drumsは、すべて非常に個性的ないくつかのドラム・ベースをカバーしています。サンプルの多くはマルチベロシティレイヤーを含み、ほとんどのキックとコンガ、チューンレイヤーでオーセンティックなアナログ・サウンドのバリエーションを提供します。35のプリセット・キットを使用したり、サンプルから独自のキットを作成すれば、アナログ要素たっぷりのリアルなサウンドが得られます。