Free Stuff Friday: Pushボコーダー、ペーパー・タオル・サウンド、グラニュラー・シンセ
白状しましょう。エレクトロニック・ミュージックの制作の醍醐味とは、サウンドマニア的な楽しさにもあると思いませんか?グラニュラー・シンセ、ペーパータオルなどの変わったサンプルのマニピュレート、ボコーダーを使ったボイス加工など、今週のFree Stuff Fridayは、ちょっとマニアックですごくクリエイティブなツールをご紹介します。
ボコーダーを皆に!
「ファンキーロボット」といえば、ボコーダーですよね。ダフト・パンクからスティクスまで、このシンギング・シンセ・エフェクトは冷たく(ても最高にクールで)リリカルな未来感を提供してきました。ボコーダーの立役者ともいえるクラフトワークがこのエフェクトを使ってライブ演奏する様子をご覧ください。
さあ、それでは皆さんも。Live 9とPushでできますよ!ミュージシャンWinterparkは、Pushですぐに使用できるカスタムマッピング済みのライブ・ボコーダー・パフォーマンス用のカスタム・ラックの無償セットを提供しています。
Push Vocoder RackをWinterparkからダウンロード
…タオル?
認定トレーナーBrian FunkことAfroDJMacは、これまで優に100を超える無償Packを公開しており、ヒーローとしての座を確立しています。そんな彼が今回目を付けたのは…なんとペーパータオル?そして、地元カフェで聞かれるおしゃべり?ご自身の耳でお試しを。きっと驚かれると思いますよ。
グルルルル…ラニュラ―
日本でもハロウィーンが盛んになりつつありますが、ハロウィーンにちなんだこんなジョークをひとつご紹介。ヴィーガンのゾンビが食べるもの、なーんだ?「穀類!(Grains)」(普通のゾンビの食べ物は脳みそ(Brains))
英語でしかウケないジョークはさておき、ミュージシャンNaskouによるMax for LiveインストゥルメントGrainsは、トリックではない、まさにスウィートなインストゥルメントです。サンプルをドロップして、ストレッチやスクランブルのかかったサウンドの世界を体験しましょう。