Diego Stocco: 荒野への旅
サウンド・デザイナーDiego Stoccoに前回コンタクトした際、彼はミラノに滞在し「木」を演奏するライブ・ショーケースを上演中でした。 チューナー用の鉛筆削り器、弦、盆栽、Ableton Liveを使用して、Diegoは自然のみずみずしいサウンドをこの美しい街へと届けたのです。
最新プロジェクト「Dustland」で、Diegoはサウンドを生み出す素材を木から鉄へと変えました。 LAを拠点に活動し、カスタムメイド楽器とサウンド・レコーディングに対する独特のアプローチですでにその名を広く知られる彼は、金属弦を使用した楽器「Fence Bass」を生み出しました。 広大なシネマティック・サウンドを生み出すDiegoのDustlandは、モダンでありながらダークなウェスタン映画のサウンドトラックに合いそうなムーディな作品となっています。
オーディオビジュアル・プロジェクトDustlandのサウンドとテクスチャはすべてFence Bassを使用して作成されています。 サウンドはリアルタイムで生成されており、ループやポストエフェクトは追加されていません。 このプロジェクトのために、DiegoはLive 8をSoftStepペダル・ボードでコントロールできるプロセッサー・チェーンを構築しました。
Diego Stoccoは映画/TVのサウンド・アーティストで、これまでにHans Zimmer、Paul Haslinger、Trevor Morrisなどの作曲家のプロジェクトに取り組んでいます。